郡山の2カ所で企画展 文化芸術で伝える考える福島の今

はま・なか・あいづ文化連携プロジェクトによる一連の企画展が郡山で開催されます。トークイベントやライブ、展示企画など内容充実。詳しくはこちらを。

震災後の2012年から続けられている「はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト」の関連企画が郡山で開催されます。郡山女子大学と、安積歴史博物館の2カ所で、作家による作品展示、トークイベントやライブなどが予定されています。テーマは「文化芸術で伝える考える福島の今」。私たちが経験した震災と原発事故に、文化や芸術の担い手たちはいかにして対峙しようとしたのか。会場に展示された様々な作品や、関連トークイベントから感じ取って下さい。

展示では、写真家の岩根愛、同じく写真家の高杉記子、フードアーティストの中山晴奈、歌手で女優の玉井夕海が参加したワークショップの映像等を展示します。また、トークイベントでは、標葉せんだん太鼓保存会会長の横山久勝さんをゲストに、アーティストたちが文化保存について語ります。また、安積歴史博物館では、「被災地のあなたへ―今、郡山で話す福島」をテーマに、ラッパーの狐火と、華道家の片桐功敦が対話。福島にまつわる芸術、表現活動について考える、大変有益な場になりそうです。

ぜひふるってご参加下さい。

 

【郡山女子大学会場】

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【安積歴史博物館会場】

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はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト2017
企画展「芸術文化で伝える考える 福島の今、未来 in KORIYAMA

【開催主旨】
はま・なか・あいづ文化連携プロジェクトは、2012年から福島県立博物館が福島県内の文化施設、大学、NPO等と行っているアートプロジェクトです。福島県の文化や自然の豊かさの再発見と、東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故以降に福島がおかれた状況を芸術文化的アプローチによる共有・発信し、地域再生・地域創生とつなげることを目的としています。その活動成果を通して福島の課題を共有しようとする「はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト成果展」。今年度第1回目の成果展は郡山市内の2カ所で開催します。

郡山女子大学会場では巨大災害・事故を乗りこえていく文化の力をテーマとしました。震災と原発事故により多くの被害を受けながらも、祭礼を続け、あるいは復活させた人々。写真家の岩根愛さんは双葉町の標葉せんだん太鼓保存会のみなさんを、写真家の高杉記子さんは相馬野馬追の騎馬武者を追いかけました。はま・なか・あいづそれぞれの地域に応じた豊かな食文化をリサーチしたのはフードアーティストの中山晴奈さん。土地の生命そのもののような、いわき市でのアートワークショップを通じて生まれた子どもたちの作品もご覧頂き、土地に根ざした文化が持つ力を伝える作品を展示します。また、本展にあわせて郡山女子大との協働により実現した双葉町の盆踊り幟制作や、郡山女子大所蔵の飲食器の活用も展示でご紹介します。

安積歴史博物館会場では、福島の現実を見つめた二人の作家の作品を展示します。写真家の土田ヒロミさんは定点観測のように2011年以降の福島の風景の撮影を続けています。変容する風景はその意味を私たちに問いかけます。華道家の片桐功敦さんは2013・2014年度に本プロジェクトに参加。津波被災地を巡り、亡くなった命に手向ける花を活け写真に記録しました。この機会にぜひ多くの方にご覧いただき、文化の力と福島の未来をみなさんと考えるきっかけにできればと願っております。

【会場】
郡山女子大学建学記念講堂展示ロビー(〒963-8503 郡山市開成3丁目25-2)
安積歴史博物館ギャラリー(〒963-8851福島県郡山市開成5丁目25-63)

【企画展会期】
郡山女子大学:平成29年9月6日(水)~9月18日(月・祝)
安積歴史博物館:平成29年9月13日(水)~29日(金)※9月19日(火)、25日(月)は休館日

【観覧時間】
10:00~17:00(入場は16:30まで)

【入場料】
無料 ※安積歴史博物館の展示を観覧される場合は、別途入館料が必要

【主催】
郡山女子大学:はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会(事務局:福島県立博物館)
郡山女子大学・郡山女子大学短期大学部
安積歴史博物館:はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会(事務局:福島県立博物館)

【後援】
郡山市教育委員会

【展示作品】※展示作品は変更になる場合があります。
郡山女子大学
「Island in my mind,Futaba」【写真作品】作者:岩根愛(写真家)
「Fukushima Samurai」【写真作品】作者:高杉記子(写真家)
福島祝いの膳プロジェクト 作者:中山晴奈(フードアーティスト)
夢の学び舎―いわき学校プロジェクト
「好間土曜学校」【ワークショップ映像・制作作品】担当作家:中津川弘章(アーティスト)
「豊間ことばの学校」【ワークショップ映像】担当作家:玉井夕海(歌手・女優)

安積歴史博物館
「願う者は叶えられるか」【写真作品】作者:土田ヒロミ
「sacrifice」【写真作品】作者:片桐功敦(華道家)

【関連企画】
【トークイベント+標葉せんだん太鼓公演】
「文化でつなぐふるさと」
講師:岩根愛(写真家)、横山久勝(標葉せんだん太鼓保存会会長)、今泉春雄(同会副会長)
聞き手:塚本麻衣子(福島県立博物館副主任学芸員/はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会事務局)
公演出演:標葉せんだん太鼓保存会のみなさん
会場:郡山女子大学建学記念講堂
日時:平成29年9月9日(土) 14:00~16:30  無料・申込不要

【トークイベント】
「福島祝いの膳 土地の恵み、人の知恵
講師:中山晴奈(フードアーティスト)、野澤謙治(郡山女子大学短期大学部文化学科教授)
聞き手:小林めぐみ(福島県立博物館主任学芸員/はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会事務局)
会場:郡山女子大学建学記念講堂展示ロビー
日時:平成29年9月17日(日) 14:00~15:30  無料・申込不要

【トークイベント+ライブ】
「被災地のあなたへ―今、郡山で話す福島」
講師:片桐功敦(華道家)、狐火(歌手)
聞き手:川延安直(福島県立博物館専門学芸員/はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト実行委員会事務局)
会場:安積歴史博物館ギャラリー
日時:平成29年9月18日(月・祝)13:30~15:30  無料・申込不要

【ギャラリートーク】
講師:岩根愛(写真家)、福島県立博物館学芸員)
会場:郡山女子大学建学記念講堂展示ロビー
日時:平成29年9月9日(土)13:00~14:00

はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト詳細はこちら→http://hamanakaaizu.jp/